2017年11月12日日曜日

「どこにでも転がっている」お話




今回福岡への帰省は予定に入れていなかったのだけど
松江に居続けるとどうも舅が気を使うようだし姑の具合もいいので
実家へ顔を出してみた。



綾ちゃんが先回福岡の実家に帰省するのは今年の4月以来だから
なんてこたーない半年ぶりだ。
数年に一度しか里帰りしない綾ちゃんにとっては
つい先週ぶりみたいな気持ちで実家に帰ったわけ。


ところが実家の両親二人の老け方ときたら竜宮城並みの速さで
綾ちゃんパパは一段と耳が遠く綾ちゃんママの認知症の進行具合も
さらに深刻な段階へと移行していた。





豪華客船が博多湾に入港していた。



前回も驚いたのだけれど福岡のような地方都市お年寄り人口が
ものすごい。町を歩く人歩く人すべからくお年寄りで我が目を疑ってしまう。
大阪の賑わいを肌で感じた直後だったからなおさらだ。
綾ちゃんの実家はいわゆる老老介護というやつで88歳(もう直ぐ89)の
父が80歳(もう直ぐ81)の母の世話をしている。
母はいわゆる徘徊が始まり前回綾ちゃんが帰省した直後から既に3回ほど
行方不明になり警察沙汰となっている。綾ちゃん姉が市内に住んでいるのが
唯一の救いだ。説得してGPSも最近身につけさせた。


だけどどうも色々話を聞いていると我が家の状況ってかなり
「どこにでも転がっている」お話らしい。
うちの親戚周りでも似たような話があれこれあってどこも大変なんだって。



この海、この空の色。ざ、博多って気がするなあ。




0 件のコメント:

コメントを投稿